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「倫理」を勉強するなら、まずはカントを読もう

2019年5月26日




カントの『実践理性批判』

大学などで「倫理」を学ぶ場合、哲学の中の倫理学という分野を勉強することになります。
倫理を学ぶには、教科書などにあたるだけでなく、自ら古典を読んでみることが欠かせません。
18世紀のドイツの哲学者、イマニュエル・カントが書いた『実践理性批判』は、その中でも最も必須な古典の一つです。

カントの「三批判書」

カントには、『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』のいわゆる「三批判書」と呼ばれる主著があります。
その中で2冊目の『実践理性批判』は倫理の問題を扱った重要な著作です。
ここには何が書かれているのでしょうか。

カントの主張

カントは、第一批判である『純粋理性批判』において、

「人間の理性を越える超越的なものについて、人間は正しい答えを出すことはできない」

と説きます。

ところが、『実践理性批判』でのカントの主張はこれとは異なります。

彼は、

「人間が理性的であるためには、どうしても超越的なものを必要としてしまうのだ」

と主張するのです。

カントはなぜこのような主張をするのでしょうか。

「いいことをすると、最終的に報われる」世界でなければ、私たちはいいことをすることができません。
つまり、倫理的であるためには、世界がうまくできていてもらわないと困るわけです。

このようなカントの倫理論は、後世に大きな影響を与えました。







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