・「社会学」って、何?
簡潔に言うと、ありとあらゆる社会問題を、多方面から見つめ、解決の糸口を探っていく学問です。
さらに噛み砕いて言うと、
「何でもまとめて来い!解決するぞ!」
というなんでも屋さんの学問なのです。
・もっと詳しく「社会学」
世の中の問題はあるひとつの学問だけでは解決できません。
例えば、待機児童問題は、法的な問題も、お金の問題も、人道的な問題もあります。
「法学としては~」
「経済学としては~」
と別々に考えていくと、その学問でカバーしきれない「穴」がでてきます。
その穴を埋めるための学問が社会学です。
・大学でどんなことを学ぶの?
複数の学問の要素を持つということを考えると、「大学の授業が大変そう」と思われる方もいるかもしれません。
大丈夫です、全ての学問について完璧に学ばなければならない訳ではありません。
主に現代の社会問題について広く浅く学んでいきます。
そこからメディアやジェンダーなど、自分の興味ある専門分野を掘り下げていきます。
少しでも世の中に興味があれば、自分の学びたい分野が見つかります。
・「社会学」を学ぶコツは?
まず、社会に対し好奇心と関心を持ち、アンテナをはることです。
普段の生活も勉強の場になります。客観的に分析や調査をしていく必要があるので、自分の意見と一般論をしっかりと区別することもコツです。
また、「社会学」は答えのない学問です。
とにかく考え、時には人と議論するという癖をつけましょう。
・社会がわかる学問、それが「社会学」
社会学を学ぶことで、社会の流れがわかるようになります。
また、様々な社会問題を学ぶことで、多様な価値観を冷静に理解できます。
目まぐるしく変化する世の中、新しく出会う人々、現代社会になくてはならない学問です。