サイバー大学

暗記法

「覚える」ために「忘れる」こと……逆説の記憶術とは




・脳の容量は限られている

パソコンやスマートフォンに容量制限は付き物。動画や音楽をダウンロードしすぎて、容量が一杯になってしまった経験は誰にでもあるはず。

それは私たちの脳も同じでしょう。

生まれた日から死ぬ日まで、見聞きしたすべてを無限に記憶することは不可能です。
必要のないもの、優先度の低いものから順番に、人間の脳は忘却を始めます。

この忘却は絶対に避けられない。
むしろこの忘却を受け入れることが、何よりも大切な記憶術になります。

・「思い出す」という行為

では、具体的な記憶術はどういったものでしょうか。

あなたが勉強をしていて、何か新しいこと(単語、公式、人名……)を覚えたら、ますはその事柄を「寝かせ」ておきます。

いつまで? 

忘れるまで寝かせるんです。

30分が経った。
まだ覚えている。
1時間が過ぎ、2時間が過ぎて、記憶は曖昧になっていく。
翌日ともなれば、もうほとんど覚えていないかもしれません。

けれどもその時がチャンスです。

もう一度参考書を開き、忘れた事項を思い出します。
この「思い出す」という行為によって、その事項は重要な記憶として、脳に定着されるはずです。

・とりあえず「忘れてみる」ことが大切

試験を間近にひかえた学生にとって、覚えた事柄が次々に頭から抜け落ちていくというのは耐えがたい恐怖かもしれません。
あるいは大人ともなれば、自身の記憶力の衰えに途惑いを感じざるを得ないでしょう。

けれども、まさに忘れるという行為によって、記憶が整理されることも事実です。

けっして身構えることなく、

「忘れたらまた覚えればいいや」

と楽観的な姿勢でいた方が、かえって暗記には好都合。
これが「忘れる」記憶術の真髄です。







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