ニーチェは現代社会を予見
ニーチェは現代社会をすでに予見していました。
神が死んだ後の世の中は、人々は虚ろな意識で、ただ命が尽きるまで、命を浪費するためだけに人生を生きる人間であふれかえる。そういった人間を末人といいました。
現代日本の人々はどうでしょうか。やりたくもない仕事をして不平不満をいい。日々だらだらとつまらない仕事をする。休みの日は特に自分を高めるために使うのではなく、スマートフォンを触ったり、アニメを見たりで1日が終わる。
ひたすらそれの繰り返しで日々が過ぎていく。
憂さ晴らしはネットで有名人や、失態をおかした人間の誹謗中傷をひたすらする。
これはまさにニーチェのいう末人そのものではないでしょうか。
超人とは
それでは末人ではない人間はどういった人間か。
それは超人です。
超人は自分の意思を持って力強く自分の人生を切り開いていく人間です。
周囲の価値観や常識は関係ありません。すべて自分で決めて力強く行動していくのです。
こういった超人は少ないですけど日本にもいます。
力強く生きている超人はたしかにいるのです。
自分が末人として生きるのか、超人として生きるのかは自分で決めることができます。
そして超人として生きることを決意したときに芽生えるのが勇気というものです。