ホッファーの生い立ち
ドイツ移民の子として生まれ、7歳の時に母親を亡くし、同年失明し、15歳の時に回復しますが、18歳の時に父親を亡くし、28歳の時に自殺未遂をしています。
本好きなホッファー
カリフォルニアで季節労働者として農園を渡り歩き、合間に図書館へ通い、物理学と数学を習得します。
転居の度に図書館の近くに住むほどの本好きで、農園の生活を通して植物学に興味を持ち、農園をやめてまで植物学の勉強に励み、独学で取得します。
ホッファーの功績
レモンの白化現象の原因を突き止めた功績が認められ、研究員のポストが与えられますが、断って気ままな放浪生活へと戻ります。
49歳の時に書いた本がベストセラーになり、1964年よりカリフォルニア大学バークレー校政治学研究教授になりますが、沖仲士の仕事をやめませんでした。
1983年2月、ロナルド・レーガン大統領に大統領自由勲章を送られています。
ホッファーの哲学
ホッファーは労働について
「我々は仕事が意義あるものであるという考えを捨てなければならない」
「仕事にとって大切な事とは、『自由』、『運動』、『閑暇』、『収入』この4つのの適度な調和である」
と述べています。
肉体労働を続け、沖仲士という天職に出会い、「沖仲士の哲学者」と呼ばれ、肉体労働の心地よさ、自由な仕事の気楽さを愛しました。