MBAを取得しようとしたきっかけ
私が英国のビジネススクールでMBAを取得しようと入学したのは2002年でした。
今風に言えば40歳を迎えて初めてリカレント教育を実行に移した次第です。
足掛け8年間の欧州駐在を終えて日本本社に戻った際に、義理人情、根回し、KPIを定めない仕事のやり方など大きな違和感を抱きました。
「これではこれから益々外国人ライバルと伍していかなくてはならない状況を生き抜くことができない」
という危機感が私にビジネススクールの門を叩かせました。
ビジネススクールでで学んだこと
とにかく「論理的思考法」を徹底的に叩き込まれました。
常に
「なぜ、なぜ」
と問いかける。
「なんとなく」
といった解答はあり得ません。
確かに最初は苦しかったです。
頭の使い方がそれまで40年間使っていた方法と全く異なるのですから当然です。
丁度久しぶりに運動をして筋肉痛に苦しめられる感じと言えばよいでしょうか。
しかし、一旦論理的思考法に慣れてくると仕事のスピードが驚異的に上がりました。
フジツボがついていた舟艇を綺麗にしたおかげで速力が極めて大きくアップした実感がありました。
ビジネススクールやMBAの効用
各種のフレームワークを自在に使えるようになったことから問題解決力が高まったこともビジネススクールの効用と考えています。
更に未来を考える構想力が高まったことも実感できます。
これらを駆使することで私自身の仕事の幅が広がり、周囲が期待する成果も出すことができるようになりました。
お陰様で50歳を過ぎてから合計5社に奉職できるJob Securityも獲得できました。
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