リカレント教育とは
社会人のリカレント教育といえば、社会人大学生として、通信制大学、通信制大学院、専門職大学、専門職大学院、ビジネススクール 、科目等履修生制度、大学の社会人入学制度、社会人特別選抜制度、夜間部・昼夜開講制度、サテライトキャンパスなどで学んだり、通信講座、公民館の講座、資格試験で資格取得など、など色々な方法があると思います。
私自身、資格取得が好きだったり、現在通信制大学に入学し直して勉強してリカレント教育を受けています。
そんな私の実体験をもとにして、リカレント教育のメリット、デメリットを紹介します。
1:リカレント教育のメリット
業務、資格取得に生かせる
仕事で事務や経理に従事する場合には、簿記資格の取得で日常業務に生かすことができます。
また、運転系の資格も業務の幅を広げるのに役立ちます。
通信制大学の場合、大学によっては上位資格の教員免許の取得や、心理系資格、看護師資格の取得を目指すことができます。
趣味を広げることができる
これは、私の母のリカレント教育の体験談なのですが、母は太極拳を公民館の講座で始めて、今では師範の資格を持つようになりました。
このように、リカレント教育は趣味の幅を広げることがでるので、人生を豊かにすることができます!
生涯学習にも活用できる
通信制大学の場合、自分の興味や関心のある学問分野に関して生涯学習を進めていくことができます。
特に、心理学、福祉、芸術、語学、文学分野に強いような気がします。
また、通信制大学の場合は、毎日大学に通学しなくてもいいので、自分のペースで学習を進めることができます。
持病を抱えながら、通信制大学で学習を進めている人もいます。
私自身、そのような状況下で学習を進めています。
2:リカレント教育のデメリット
自己管理面に関して
通信制大学の場合に言えることなのですが、仕事や家事の合間に学習を進めるようになるので、自己管理が何より求められます。
自分のペースで進められるからこそ、そのような自己管理が必要になってくるでしょう。
周囲の理解に関して
試験やスクーリングが平日に行われるようなことがある場合、休暇も取得しなければならないので、職場や周囲の理解も必要になってきます。
特に職場からのリカレント教育への理解は難しいかもしれません。

引用元:文部科学省ホームページ
文部科学省が行なった「従業員が大学等で学ぶことに関する企業の対応」の調査結果では、自社の従業員が大学等で学ぶことを認めているかという点については、「原則認めている」と「原則認めていない」が拮抗しており、次いで「上司の許可があれば認めている」という順となっています。
企業で大学等でのリカレント教育を認めていない主な理由は、「本業に支障をきたすため」「教育内容が実践的ではなく現在の業務に生かせないため」が挙げられています。
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