私は昔、両親から最低でも大学には行きなさいと言われていました。
そのため、小さい頃からそこそこ勉強をし、両親に言われた通りに大学へと進学しました。
ところが、いざ大学生活が始まると全然楽しくなかったのです。
それまでは大学に行くのが最低条件というか目的でしたので、いざ大学に進学すると自分の中で達成感みたいなものが生まれ、あまり勉強に興味が無くなってしまったのです。
そして、遂には私は大学を辞めてしまったのでした。
この時にはあまり後悔などありませんでしたが、いざ社会人として仕事をしだしたときぐらいから私は徐々に後悔していきました。
その理由は大学へ進学出来たのは「両親からの援助があってこそ」だったからです。
それに気がついてから、大学を中退したことを本当に後悔するようになってしまったのです。
そして、私は少し前に再び大学へ行くことを決め、社会人大学生としてまた大学に行くようになりました。
この時ばかりは本当に大学へ行ったことを幸せに思えました。
以前とは全然違い、自分の意思で大学に行くことを決めたせいか毎日が楽しくて仕方ありませんでした。
また、今では以前に比べると記憶力も上がったのか飲み込みが早いのが自分でも解るぐらいでした。
その変化の要因は「再び大学へ行くこと」を自分で決めて、今は「大学へ行ったことを幸せ」に思えるように自分自身が変化したことが大きいように思えます。
モチベーションが自分の能力を引き上げてくれる力は想像以上に大きいのではないでしょうか。
今は本当に幸せです。
学ぶことに遅すぎることなんてありませんし、リカレント教育には様々な学びの形があります。
大学時代に後悔を残している方、大人の学び直しに興味はあるものの迷っている方、勇気を出して一歩踏み出してみませんか。