心理学 美学

実験的美学とは何か?美学と科学の交わり

投稿日:2019年5月9日




美学は人文科学の一分野です。
とすると、美学と科学とは、水と油のように相反するものだと思われがちです。
しかし、美学と科学には思わぬ交わりがあるのです。

そうした交わりの一つが、実験的美学と呼ばれる試みです。
実験的美学は、19世紀にグスタフ・テオドール・フェヒナーによって始められました。
どのようなものかといえば、美の様々な分析を、なんと自然科学よろしく実験によって行うというものなのです。

こうしたタイプの美学が対象とするのは、たとえば、絵画や音楽といった古典的な芸術作品のほかに、ウェブサイトやIT製品なども含まれます。

これらはたとえば、現代的な認知心理学や神経科学のアプローチを積極的に取り入れて行われます。

また別の方法では、美しいと思うもののアルゴリズムを割り出すといった試みも行われています。
たとえば、どのような顔を美しい顔だと思うのか、それを説明するいくつかの情報を割り出す、といったことが行われているのです。

たしかに、数学的な美しい図形や公式などは、「美しい」と表現されます。
しかし、絵画や音楽までもが、科学的に分析されうるというのは、なんだか不思議な感じがするでしょう。
しかし、現代の学問は単純な文理の分断を超えたことを行なっているのです。







おすすめの本

-心理学, 美学
-

Copyright© リカレンティスト | 通信制大学、社会人学生、リカレント教育、学びを最大化する情報サイト , 2019 All Rights Reserved.