慶應通信 通信制大学

【慶應通信】慶應義塾大学通信教育課程に不合格にならないために知っておきたいこと

2018年12月24日




慶應義塾大学通信教育課程に不合格

世間一般のイメージでは、通信制に不合格などない、全員入学できるものと考えている方は多いですが、通信制大学で最難関の慶應義塾大学通信教育課程においてはそのようなことはありません。

慶應通信では毎年、容赦なく不合格者を出します。
また慶應通信は卒業の難しさでも有名です。

その理由はなんでしょうか。

慶應義塾大学通信教育課程のレベル

慶應義塾大学通信教育課程では通学課程と同じ教授、同じレベルの講義を受けることが可能です。
ただし、通学課程と同じ教授、同じレベルの講義を受けるということは、その科目の合格基準も通学課程と同等ということを意味します。

そのため、スクーリングといえども、不合格のDをとる学生がいます。
慶應通信では、同様にレポートの合格基準にも非常に高いレベルが要求され、再提出が当たり前です。

慶應義塾大学通信教育課程について

まず、慶應通信の入学選考の合格率は2倍(推定)といわれています。
慶應通信の入学試験(小論文)は年2回春と秋、毎年1200人ぐらい合格し、学士入学が約4割を占めています。

慶應義塾大学通信教育課程へ入学後

慶應通信は入学後に膨大な量の教科書が届きます。
配本は毎年あり、年々、自宅の本棚を圧迫するほどのボリュームの教科書が増えていきます。
それらに対し、卒業まで一人で向き合うことになります。

慶應義塾大学通信教育課程というよりも、慶應義塾大学独学部と言った方がイメージとしてわかりやすいかもしれません。

スクーリングでの単位取得も可能ですが、卒業要件のごく一部です。
テキストで取らなければならない単位の数が卒業要件の大部分を占めるので、独学抜きには慶應通信の卒業は不可能です。

慶應義塾大学通信教育課程のレポートについて

慶應通信では、教科書と参考書籍(1科目につき平均5冊前後)を熟読してレポートを作成します。

1科目につき4,000文字が必要です。
2単位でも4単位でも4,000文字のレポートの提出が求められます。
法学部、経済学部、文学部、どの学部においても、2単位の科目が中心です。

ざっくり計算すると、20単位(2単位×10科目の場合)で4万字を書くことなります。
参考書籍はその場合、平均50冊前後となるでしょう。

慶應通信の卒業要件は卒論8単位を含む、124単位のため、スクーリングの単位を考慮しても膨大な文字量のレポートを書くことが求められます。

また、レポートには再提出もあり、手書き必須科目もその例外ではなく、合格するまで何度も手書きで4,000文字を書かなければなりません。

レポートを提出することで、年4回ある科目試験を受けることができます。
ただし、マークシート、選択回答は皆無です。
ほとんどの科目の出題形式が論述形式による試験で、問題も一問しかない科目が多い上に、出題傾向も決まっていません。
教科書を読み込む以外の対策は皆無です。
持ち込み可の科目も少しありますが、レポートが手書き必須であったり、出題範囲が広く、持ち込み不可の科目よりも厳しい場合が多いです。

慶應通信では卒業論文(8単位)は必須で4回以上の指導を受ける必要があります。
担当教授から読むように指示を受ける参考書籍の量も多く、英語の書籍の場合もあります。

卒業論文以前に挫折する学生が多く、卒業率は5パーセント前後 (入学者の100人に5人が卒業)で、慶應義塾大学通信教育課程は通信制大学としては異例の厳しさとなっています。

慶應義塾大学通信教育課程の入試

慶應義塾大学通信教育課程には入試はありませんが、出願時に小論文の提出が必要です。

(1)大学で何を学ぼうとしているのか、①過去の学習経験、②将来の展望、に触れながら、志望した学部(類)に関連させて述べなさい。(720文字以内)

(2)自分の学びたい学問領域にかかわる書籍を一冊選び、概要をまとめた上で、自身の視点から論評しなさい。(720文字以内)
※著者名、本のタイトル、出版社名も記入してください。

(3)なぜ、慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのかを述べなさい。(150字以内)

なぜ、慶應義塾大学の通信教育課程では全員合格がなく、毎年不合格者がいるのか。

そして、何のために小論文を書かせるのかということについては、慶應義塾大学の通信教育課程のレポートについての項目をお読みになった方であればおわかりでしょう。

大学側は、出願時に小論文を書かせることにより、慶應義塾大学の通信教育課程での学習についてくることができるのかということを判断しているのです。
つまりこの小論文は、レポートの試作のようなものとして捉える必要があります。

慶應義塾大学通信教育課程で不合格にならないために

大学とは研究機関です。
そのため、中学や高校のような読書感想文は求められていません。
それは、入学時の小論文の時点からそうなのです。

慶應義塾大学通信教育課程で不合格にならないためには、書籍選びが重要です。

「自分の学びたい学問領域にかかわる書籍」という出題の意味について、まず考える必要があります。
そうすれば、「読書感想文」にならない一冊を選び取ることができるのではないでしょうか。

慶應義塾大学通信教育課程に合格する方法

前述のように、慶應義塾大学通信教育課程では、入学後のレポート作成に教科書と参考書籍(1科目につき平均5冊前後)の熟読が必要です。
その「レポート作成の練習」を、小論文の時点で行えば、不合格の確率は減ります。

それだけではなく、「レポート作成の練習」で一連のフローを経験することで、慶應義塾大学通信教育課程に入学しても大丈夫なのか、自分に合った学習方法なのか、もっとスクーリングが多い通信制大学の方がいいのではないか、生涯学習寄りの単位が取りやすい通信制大学の方が合っているのではないかなど、入学後に後悔しないための判断基準にもなります。

文字数は実際のレポートよりも少ないので、5冊も読む必要はないかもしれませんが、最低でも2-3冊は参考書籍を準備することをおすすめします。

通信制大学の入学くらいでそこまでするのは面倒、と思う方には慶應義塾大学通信教育課程は合わないかもしれません。
入学後にはそれとは比較にならないほどの茨の道が待っています。

慶應義塾大学通信教育課程で不合格にならないために読みたい本

慶應通信の文学部、経済学部、法学部、どの学部を志望する人にもおすすめなのが、慶應義塾大学出版会から出版されている『アカデミック・スキルズ――大学生のための知的技法入門』です。

この本を読むことで、「大学での学び」とは何か?ということや、ノートの取り方、情報の探し方、レポート・論文の書き方など、大学生のための学びの技法を知ることができるので、入学時の小論文で問われていることへのヒントが満載です。

さらにこの本は慶應通信入学後にも役に立つので、買って損はありません。

さらにおすすめしたいのが、柳川範之先生の『東大教授が教える独学勉強法』です。

この本は、慶應義塾大学通信教育課程を卒業し、東大教授になった柳川範之先生の本で、テーマ設定から資料収集、本の読み方、情報の整理・分析、成果のアウトプットなどについて書かれてます。

柳川範之先生ご自身の長年にわたる独学経験に基づき、「自分で目標を見つけ、問いを立て、集めた情報や知識を自分の中に落とし込みながら考えを深め、それを現実に応用していく」という勉強の全工程について、具体的なやり方を体系的にまとめた内容となっており、入学時の小論文のヒントのみならず、入学後にも読み返したくなる一冊となっています。

慶應通信2019年度入学の出願期間

詳細については慶應通信公式ホームページをご覧ください。
https://www.tsushin.keio.ac.jp/

4月1日入学希望者

2月8日~3月11日 (消印有効)

10月1日入学希望者

8月9日~9月10日 (消印有効)







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