ナンバリングという方法とは
普段話している口話がわかりづらいといわれやすい人にとって、その癖を直して論理的に話が組み立てやすくなる方法があります。
それがナンバリングという方法です。
ナンバリングというのは簡単に言えば順序立てです。
物語にも起承転結や序破急があるように物事を伝えるには
「なにが→どうして→どうなったから→結果どうした」
という流れが伝われば理解されやすくなります。
例えば、「話のオチ」というものがありますが、このオチというのが起承転結でいうところの結に当たります。
オチを付けるということはその前のフリが大切です。
フリや、オチで話の構成を考えてしまうとなかなか構築しづらくて話しにくくなってしまいます。
ですが、ナンバリングという考え方は、結局フリとオチに似ているのですがもう少し簡単な考え方です。
状況と必要なものと本題を順序だてて説明する
例えば、誰かにお願い事をすることがあったとします。
そんな時にいきなり「○○して?」とお願いされるより、
「今○○で困ってるから○○が必要なんだけど、○○してもらえないかな?」
というように、状況と必要なものと本題を順序だてて説明したほうが理解もされやすいですし納得もしてもらえます。
人に理解されるためにもしっかりとした順序立てが必要です。
ただし、順序を立てようとして不要なものを足しすぎて説明や話題がながすぎるのも考え物です。
人の集中力はもって3分といわれています。
短く、かつ簡潔に伝えることも大切です。
まずはナンバリングを習慣づけて、
慣れたころに簡潔に伝えることを練習するとよいでしょう。