哲学

現象学とは一体どのような哲学の方法論なのか

2019年6月28日




【分析哲学と現象学とは】

現代の哲学には様々な潮流があります。

アメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏では、分析哲学と呼ばれる、非常に自然科学の方法論に近いような哲学が主流です。
一方でドイツやフランスなどの大陸では、現象学と呼ばれる哲学が主流です。

分析哲学と現象学は、互いに交流を深めていますが、依然別系統の哲学だという見方が強くあります。

【現象学とは】

それでは現象学とはどのような哲学なのでしょうか。

ごく単純に言ってしまえば、

「私にとって世界がどのように見えているか」

を記述するという方法論です。

エドムント・フッサールというドイツの哲学者が考え始めました。

【判断停止】

具体的にどういうことでしょうか。

たとえば、

「りんごが存在する!」

と主張しても、

「存在しないかもしれないではないか」

と反論されてしまえば、うまく言い返すのは難しいわけです。

しかし、現象学ではまず

「この際だから、存在するかどうかは置いておこう」

とします。

これをエポケー=判断停止と言います。

【そして記述する】

判断停止をした上で、存在するかどうかは別にして、ともかくりんごがあるように見える、そしてこのように見える、ということを淡々と記述してゆくのです。

なんだか、自分にもできそうな気がしてきますね。
この手法を身につければ、今日からあなたも現象学者なのです。







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