よく言われていることがあります。
学校での勉強を、学ぶという行為のすべてあると勘違いしてはいけないと。
学校で学ぶことには、限りがあるからです。
具体的に言うと、お役所が決めた学習指導要領の範囲内にしたがって、今の日本の学校では授業しています。
あるいは、高校入試や大学入試、英検などの資格試験には、試験に出す範囲があることを思い浮かべて欲しいです。
すべてあらかじめ決められた枠があります。
自分で決めた枠ではなく、いわば社会的に押し付けられたそれにしたがって学校などで学んでいるのですから、勉強することがはじめから好きにはなれません。
しかし、自分から何かを知りたいと思ったとします。
そこには、範囲というものはありません。
また、何かを知りたいという欲求がある限り、一生学ぶことの連続です。
ですから、人間が生きるということは、学ぶことです。
そして、学ぶことで、いままでわからなかったがわかった、はじめた知った時の発見の喜びは、格別です。
人間以外に、この喜びを知っている生き物はいません。
学校での勉強が嫌いだというのも、今の現状では全否定できません。
しかし、そこにとどまっているだけでは、他の生き物が味わうことができない学ぶことの喜びは体験できません。
ぜひ、学ぶことの喜びを体験して欲しいです。