【社会人向けの勉強方法】
社会人の勉強とは、学生とは違い時間が限られた中でいかに短期集中するかが、目標へ到達する近道だと思います。
学習時間の確保と時間の使い方・継続する方法・暗記術や効果的な学習方法の3つに分けてご紹介します。
【学習時間の確保と時間の使い方】
まず、学習時間の確保と時間の使い方についてですが、机にかじりついて勉強するだけが勉強ではありません。
通勤電車やホームでの待ち時間、昼休み、家事の合間など、隙間時間の積み重ねは机でする勉強に匹敵します。
また、隙間時間に見合った学習教材を使うことも大事です。
重い教材を持ち歩くことができなければその部分だけコピーしておいたり、身体を動かしながらの勉強であれば、事前に自分でボイスレコーダーやスマホのボイスメモなどに吹き込んでおくなど、与えられた教材を良い部分、必要な部分だけを使い、自分流にアレンジしていけば良いのです。
合格したり目標に到達するには、まず学習計画を立てることが必須ですが、
こういった勉強の準備などをすることで、自身の学習計画を立てたり調整する手助けとなったり、進歩状況を把握するという意味でも、一石二鳥です。
【継続させる方法】
自分の学習スタイルが確立されてきたら、それを続けることが大事です。3日坊主では意味がありません。継続させる方法の一つとして、勉強時間の記録が有効です。これについては、賛否両論あるかと思いますが、毎日勉強する事が当たり前になってきた頃、この方法が活きてきます。
どのようなことかと言うと、勉強しない日があった場合、これまでの続けてきた記録が絶たれる、今日は昨日に比べて○○分しか勉強出来なかったと、意識が働きます。(本気で合格したい、目標を達成したいという強い意志がある前提です)
忙しい日は5分でもいいのです。
毎日勉強し続けたという事実が、受験前に不安になったとき、これだけ勉強してきたんだから大丈夫だ、という自分への自信となり、強力なお守りとなります。
【暗記術や効果的な学習方法】
最後に、暗記術や効果的な学習方法として、復習するタイミングについてです。エビングハウスの忘却曲線というのを聞いたことがあるでしょうか?
被験者に文字を見せ覚えさせて、どのくらいの時間でどのくらいの量を忘れてしまうかという実験から導き出された理論です。
何分で何%と細かい結果についてはここでは省略しますが、20分後に覚えた内容の42%を忘れるという結果が出ています。
たった20分で約半分近くを忘れるとは、驚愕の事実です。
しかしこれを逆手にとって、定期的に復習するという方法が、効果的な学習方法になります。
1日後、3日後、10日後、20日後、30日後など、
この日数についてはご自身のスケジュールや他の方のケースを参考にしてみましょう。
【がむしゃらに勉強するだけでは、合格できない】
3つの方法をご紹介しましたが、特に社会人の勉強方法は、がむしゃらに勉強するだけでは合格できないということがお分かりになったと思いますし、これらは効果的な学習の手助けの一つとなります。
ご自身なりに自分のモノにし、合格に向かって頑張りましょう!