通信制大学での友人との出会いとは
これから通信制大学に進む人にとって、友達が出来るかどうかは不安かもしれません。
特に高校を卒業されたばかりで通信制大学へ進む方は、同じ世代の人がいるのか気になると思います。
また、通信制大学の雰囲気もなかなかわからないのが現状です。
通信制大学には幅広い年代の学生が在籍
通信制大学といえば放送大学のイメージが強いかもしれませんが全国に数多くの通信制大学があります。
高校を卒業して通信制大学に入学されるという方は通学課程に比べると圧倒的に少数ですが最近はやや増えてきた印象があります。
都心の通信制大学は幅広い世代が在籍している通信制大学が多いです。
慶應義塾大学通信教育課程の年代別人数
例えば、慶應義塾大学通信教育課程の年代別人数は大学のウェブサイトでこのようになっています。
出典:https://www.tsushin.keio.ac.jp/about/data.html
通信制大学のサイトを見に行くとこのような統計情報が載っていることがあるので年代別人数が気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
通信制大学の学生が情報交換をするには
通信制大学は、普段は自宅でレポートと向き合う独学スタイルでの学びとなるので、通学課程の学生と比較するとどうしてもスクーリングや単位修得のための科目試験などの情報を得る機会が少なくなってしまいます。
ただ、最近ではTwitterなどのSNSでの情報交換が活発に行われたり、ブログでの情報発信をする方が非常に増えています。
また、通信制大学によっては、サークル活動やそれに類似するもの(例:慶應通信の慶友会)などがあるのでそれらに、参加することで友達ができたり、スクーリングなどの情報交換をすることができます。
サークル活動やそれに類似するもの(例:慶應通信の慶友会)は懇親会や打ち上げなど通学課程のような交流イベントもあるので参加できる機会があれば参加することをおすすめします。
スクーリングも出会いの場
スクーリングや有志の学習会などに参加することも貴重な出会いの場となります。
前述のサークル活動やそれに類似するもの(例:慶應通信の慶友会)同様に友人関係を広げやすい機会です。
多くの人は友達作りに否定的ではないと思いますが、年の差への抵抗や、大学では勉強だけをしたい人もいます。
ですから、話しかけて気まずい感じになったら、それ以上関わらずにそっと去りましょう。
ただし、人見知りの人もいるので、そこらへんは雰囲気を見てうまく見極めましょう。
スクーリングやサークル活動で話しかけるコツとは
「初めての友達作り」で躓いてしまうと、その後、話しかける勇気が削がれてしまう恐れがあります。
そこで、「初めての友達作り」については、成功率が高い相手に話しかけることがポイントです。
「初めての友達作り」では、同年代の同性に話しかけるようにすれば成功率は高いと思います。
同年代でなくても同性に話しかける方がスムーズに仲良くなれる可能性が高いです。
高校を卒業したばかりの方は同じ年代の方との出会いは少ない可能性もありますが、年代は違っても同じ志を持った仲間です。
勇気を出して話しかけてみれば、すぐに話は出来ると思います。
ただし、異性だったり、極端に年の差があったりすると相手に緊張感を与えてしまい会話がうまくいかない場合があります。
また、年上の男性が若い女性に話しかける場合は警戒されてしまう確率が高いかもしれません。
「若いね。」と話しかけたり、肩をたたくなどのボディタッチは避けたほうが良いでしょう。
誰か一人でも友人ができると、その人をきっかけにさらに友人関係が広まることもありますし、楽しそうにしているとその輪に入りたくて話しかけてくれる人も現れると思います。
まずは勇気を出して友達を一人作ることを目標にしましょう。
卒業率が低い通信制大学で頑張るには
通信制大学の卒業率が低いという話をよく聞きますが、やる気を持続させることさえできれば卒業できるはずです。
勉強が難しくて卒業できないという方は、ほとんどいないのではないでしょうか。
独学での勉強を続けることが困難になって、やめる方がほとんどです。
独学には根気が必要です。
高校を卒業したばかりの方は、そもそも独学で大学の勉強をすることは苦労が多いでしょう。
社会人学生は仕事との兼ね合いで、うまくいっていたペースが崩れ、学生である自分を忘れてしまうことも多いでしょう。
主婦の方は家庭での状況次第で大学での勉強に大きな影響が出ることもあるでしょう。
そんなときに励みになるのが学友の存在です。
様々のコンテクストを持ちながら、通信制大学で学ぶ仲間たちとの交流は勉強が辛くなったときに必ずあなたの勇気となってくれることでしょう。
通信制大学で新たな友人との出会いを作ることは、大学で過ごす時間をきっと豊かにしてくれます。