ソフィー

哲学や倫理に関心があります。

    哲学

    2020/2/4

    ニーチェに学び、末人から脱却し超人として生きる

    ニーチェは現代社会を予見 ニーチェは現代社会をすでに予見していました。 神が死んだ後の世の中は、人々は虚ろな意識で、ただ命が尽きるまで、命を浪費するためだけに人生を生きる人間であふれかえる。そういった人間を末人といいました。 現代日本の人々はどうでしょうか。やりたくもない仕事をして不平不満をいい。日々だらだらとつまらない仕事をする。休みの日は特に自分を高めるために使うのではなく、スマートフォンを触ったり、アニメを見たりで1日が終わる。 ひたすらそれの繰り返しで日々が過ぎていく。 憂さ晴らしはネットで有名人 ...

    哲学

    2020/3/1

    バイトや就活に疲れ、労働の意義に悩んだらホッファー

    ホッファーの生い立ち ドイツ移民の子として生まれ、7歳の時に母親を亡くし、同年失明し、15歳の時に回復しますが、18歳の時に父親を亡くし、28歳の時に自殺未遂をしています。 本好きなホッファー カリフォルニアで季節労働者として農園を渡り歩き、合間に図書館へ通い、物理学と数学を習得します。 転居の度に図書館の近くに住むほどの本好きで、農園の生活を通して植物学に興味を持ち、農園をやめてまで植物学の勉強に励み、独学で取得します。 ホッファーの功績 レモンの白化現象の原因を突き止めた功績が認められ、研究員のポスト ...

    哲学

    2020/1/14

    哲学者でもあり数学者でもあったパスカルの名言2選

    哲学者はしばしば、私たちの意表をつく名言を残します。 今回はそうした、私たちの心をつかんで離さない哲学者の名言の中から、パスカルによるものを2つ紹介します。 パスカルは17世紀のフランスで活躍した哲学者です。 哲学だけでなく、理系分野でも活躍した人物で、数学に登場するパスカルの三角形や、物理学の圧力の単位としてのパスカルの由来ともなった人です。 (1)「人間は天使でも獣でもない。だが不幸なことに、天使のまねをしようとして獣になってしまう」 私たちは神ではありませんから、一方で、完全な存在ではありません。 ...

    倫理学

    2019/12/17

    倫理と公共性の関係を倫理学的に考察してみた

    【個人が集団か】 倫理学の大きな問題のひとつに、倫理とは個人レベルの問題なのか、集団レベルの問題なのか、という問いがあります。 大ざっぱにまとめると、個人を強調したのがカントで、集団を強調したのがヘーゲルです。 それ以後の倫理学の歴史も、おおよそカント的かヘーゲル的かで系譜を辿ることができます。 【具体的な場面で】 抽象的に言われても難しいので、ケーススタディで考えましょう。 Aさんは飲み会の帰りに住宅街を歩いています。 彼は飲みすぎたためにお手洗いに行きたくなったのですが、近くにコンビニがありません。 ...

    倫理学

    2020/3/1

    倫理学の問いを「嘘」について具体的に考えてみる

    【倫理学の問いを具体的に考える】 倫理学は哲学の一分野として発展した学問なので、抽象的で複雑です。 そこで、現実の日常生活にぐっと近づけて、理解しやすい形で考えてみることがときには大切になります。 ここでは、嘘についての具体例で倫理学について考えてみましょう。 【ケーススタディ】 こんな場面を考えましょう。 あなたは恋人のために誕生日のサプライズを準備していて、その買い出しに出かけなければならないのですが、「ちょっと散歩に」と嘘をつきました。 この嘘は、もちろん恋人のためのものです。 これは悪いことでしょ ...

    哲学

    2020/3/1

    哲学を大学で学ぶとはどういうことなのかご紹介します

    哲学というと、何か深遠な事柄を追及していく学問ではないか、と考える方もいると思います。 例えば、時間の始まりはいつからなのか、物事を考えている自分というのはそもそもどのような存在なのか。 実際の生活とは、全く関わりのないように思えることです。 また、生きていく中で、役にたつのかどうかという功利主義が価値基準である人たちにとっては、大学で哲学を学ぶことなど、無駄の一言で終わってしまうでしょう。 それでも、 今生きている人間やそれを取り巻いている事柄について、もっと根源的に本質的に突き詰めて考えていきたいと考 ...

    哲学

    2020/3/1

    科学哲学における実在論と反実在論のバトルとは

    【科学哲学という分野】 哲学が好きな人というのは、物事の本質や真理を見極めたい、という人が多いでしょう。 ですから、当然科学にも関心があるという人もおられるのではないでしょうか。 そんな人にぴったりの学問分野として、「科学哲学」というものがあります。 【科学哲学とは?】 科学哲学というのは、人間の科学という営みそのものや、その営みの前提などをラディカルに問うていく哲学の一分野です。 狭義には、20世紀初頭のドイツで始まった流れからの系譜を指しますが、より広く使われる場合もあります。 【実在論論争】 科学哲 ...

    哲学 倫理学

    2020/3/1

    『法の哲学』倫理の古典を読む!ヘーゲルの考える倫理とは

    ヘーゲルの『法の哲学』 倫理を学問的に学ぶ場合、古典を読むことは欠かせません。 19世紀ドイツの哲学者、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの『法の哲学』もそのひとつです。 実はヘーゲルの哲学は、現代の哲学から多くの批判を受けており、前時代の哲学だと思われています。 ですから少し現代思想をかじったひとからすれば、「どうして今更ヘーゲルを?」と思われるかもしれません。 しかし、倫理の問題を考える場合、ヘーゲルは避けては通れませんし、彼の議論はなお現代にあって有効です。 ヘーゲルの倫理とカントの倫理 ...

    倫理学

    2020/3/1

    倫理学とキリスト教文化の関係について考える

    【倫理学とキリスト教】 倫理学という言い方は、日本語では非常にニュートラルな言葉です。 ところが、倫理学が発展した西洋では、倫理はつねに宗教的な文化、とりわけキリスト教の文化と結びついてきました。 それゆえ、倫理学について理解するためには、キリスト教の背景が必須になります。 【カントの場合】 イマニュエル・カントは『実践理性批判』で倫理学を論じていますが、それを例にとりましょう。 そこで行われる議論は、私たちが倫理的であるためには、どうしても最後に善悪の帳尻を合わせてくれるような神の存在を要請せざるをえな ...

    哲学 倫理学 美学

    2020/3/1

    善いことと美しいこと「倫理と美の関係について」

    倫理学は哲学の一分野です。 哲学は、真・善・美を扱う学問だとは、よく言われることです。 その3つそれぞれが、論理学・倫理学・美学といったサブカテゴリに対応しています。 つまり、倫理学における善と、美学における美は、ちょうど比較するのに良い概念なのです。 「善いこと」と「美しいこと」は、ときとして同一視されます。 プラトンの記述によれば、古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、「善美なるもの」という表現を用いています。 ある種の世界観のもとでは、真なること、善いこと、美しいことは等価になるのです。 一方で、「美し ...

    哲学 スタディスキル・効率化

    2021/9/19

    哲学の勉強が社会人の役に立つ2つの決定的理由とは

    ・哲学は役に立たないのか? 現代日本において哲学といえば、役に立たない学問の筆頭とみなされています。 しかし、例えばアメリカやイギリスなどでは、大学で哲学の勉強をしていたことは就職にもプラスに働きます。 それは哲学の勉強に、社会人としての能力を伸ばす効果があるからです。 その効果とは何か?大きく2つにわけることができます。 ・論理的思考が身につく 哲学とはロジカルシンキングつまり論理的思考の極致です。 精緻な論理に基づいて書かれたテクストを読み、批判的に吟味していく。そしてそれを他者と討論する。 こうした ...

    哲学

    2020/3/1

    現象学とは一体どのような哲学の方法論なのか

    【分析哲学と現象学とは】 現代の哲学には様々な潮流があります。 アメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏では、分析哲学と呼ばれる、非常に自然科学の方法論に近いような哲学が主流です。 一方でドイツやフランスなどの大陸では、現象学と呼ばれる哲学が主流です。 分析哲学と現象学は、互いに交流を深めていますが、依然別系統の哲学だという見方が強くあります。 【現象学とは】 それでは現象学とはどのような哲学なのでしょうか。 ごく単純に言ってしまえば、 「私にとって世界がどのように見えているか」 を記述するという方 ...

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