哲学

勉強コラム 哲学 読書術

2019/6/4

急ぐ道こそ回れ!これから哲学を学ぶ人のための3つのヒントとは

・哲学の基本は「問い」を立てること! 古代ギリシアの哲学者ソクラテスは、道行くアテネの人々を捕まえては次のような問いかけをおこないました。 「知るとは何か」 「正義とは何か」 「愛とは何か」 いつの時代も、哲学の中心にあったのはこのような問いかけでした。 知や正義、愛――それは今日、当たり前のように使われている言葉です。 けれども、私たちは「愛」についてソクラテス以上に何を知っているでしょうか?  多忙な現代人は、「正義」の意味について、わざわざ立ち止まって考えてみようとはしません。 いま、哲学を学ぶとい ...

倫理学 哲学 美学

2019/6/4

善いことと美しいこと「倫理と美の関係について」

倫理学は哲学の一分野です。 哲学は、真・善・美を扱う学問だとは、よく言われることです。 その3つそれぞれが、論理学・倫理学・美学といったサブカテゴリに対応しています。 つまり、倫理学における善と、美学における美は、ちょうど比較するのに良い概念なのです。 「善いこと」と「美しいこと」は、ときとして同一視されます。 プラトンの記述によれば、古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、「善美なるもの」という表現を用いています。 ある種の世界観のもとでは、真なること、善いこと、美しいことは等価になるのです。 一方で、「美し ...

おすすめの本 倫理学 哲学

2019/5/26

「倫理」を勉強するなら、まずはカントを読もう

カントの『実践理性批判』 大学などで「倫理」を学ぶ場合、哲学の中の倫理学という分野を勉強することになります。 倫理を学ぶには、教科書などにあたるだけでなく、自ら古典を読んでみることが欠かせません。 18世紀のドイツの哲学者、イマニュエル・カントが書いた『実践理性批判』は、その中でも最も必須な古典の一つです。 カントの「三批判書」 カントには、『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』のいわゆる「三批判書」と呼ばれる主著があります。 その中で2冊目の『実践理性批判』は倫理の問題を扱った重要な著作です。 ...

哲学 美学

2019/5/26

現代の美学とは:ポストモダンの時代の美の哲学

美の哲学である美学の変遷 現代は様々な価値観が交錯する時代です。 そうした時代にあって、美の哲学であるところの美学は、いかなる変遷を遂げたのでしょうか。 20世紀初頭の芸術家・詩人・作曲家は、既存の美という概念にチャレンジし、芸術と美学の扱う範囲を広げました。 たとえば、ある哲学者は 、現実そのものが美的であり、「世界・芸術・自己はお互いを説明している」「それぞれが対話の美意識である」という哲学を打ち立てました。 この理論によれば、世界が変われば美が変わり、美が変われば世界が変わるのです。 これは大変なこ ...

おすすめの本 倫理学 哲学

2019/5/22

いまこそ「倫理」の問いかけを――21世紀に倫理学が取り組むべき、3つのトピックとは

「倫理学」とは さて、みなさんは「倫理学」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。 アリストテレス? カント? ニーチェ? うーん、どれも高尚で難解なイメージがあります。 あるいは、マイケル・サンデルでしょうか? 少し前に「ハーバード哲学教室」で話題になったサンデル教授の本は、たしかに倫理学の入門書としては最適なものでしょう。 ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上) posted with ヨメレバ マイケル サンデル 早川書房 2010-10-22 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kob ...

哲学

2019/5/8

哲学は総合の学問です。全体と個を見る力が要ります。

哲学って知ってる? 多くの人に哲学のことを聞くと、ソクラテスとか、プラトンとか、アリストテレスとかの名前が出てきます。 「なんか難しいことを考える学問」 と言う人もいます。 哲学とは、 「人間はどう生きるべきか?」 という道しるべの学問です。 なので、「人間とは何か」を延々に考えている学問でもあります。 この「人間とは何か」というテーマが大きすぎるのが、よくわからない、難しいことをするといわれる原因でもあります。 哲学の勉強のコツ 学問のスタートは、 「人間とはどう生きるべきか」 「人間とは何か」 なので ...

哲学 就職活動(就活) 楽しく生きる

2019/5/8

ニーチェやキュルケゴールに学ぶ現代での実存主義の有効性とは

ニーチェやキュルケゴールの重要性 ニーチェやキュルケゴールを学ぶことは現在ではとても有効です。 実存主義が支持されていた時代というのは、既存の価値観が揺らぎ、人間はなんの為に存在しているのか、人間はなんの為に生きるのかという明快な答えが見いだせなくなっている時代です。 ニーチェやキュルケゴールが実存主義を説いた時代は、キリスト教的な価値観に疑問がでてきた時代です。 キリスト教の言うとおりに生きて本当に素晴らしい人生が歩めるのか。そもそも神は存在するのかという疑問が人々の間に湧き上がりました。 実存主義に注 ...

おすすめの本 哲学 楽しく生きる

2019/5/2

「人生」って、「自由」って何だ? ――知りたければサルトルの哲学を読もう

ジャン=ポール・サルトルとは ジャン=ポール・サルトルという人を知っていますか?  1905年、フランスのパリに生まれた哲学者です。 かつての日本でも、サルトルの著作が盛んに読まれていた時代がありました。 たとえば、ノーベル賞作家の大江健三郎。彼はサルトルの哲学から影響を受けた作家のひとりです。 大江のような同時代の知識人や学生にとって、サルトルの思想は非常に意義のあるものでした。 なぜなら、その思想(「実存主義」と呼ばれています)の根底にあったのは、「自由」や「政治」など、とても私たちに身近で喫緊した主 ...

哲学 就職活動(就活) 楽しく生きる 社会学

2019/5/1

バイトや就活に疲れ、労働の意義に悩んだらホッファー

ホッファーの生い立ち ドイツ移民の子として生まれ、7歳の時に母親を亡くし、同年失明し、15歳の時に回復しますが、18歳の時に父親を亡くし、28歳の時に自殺未遂をしています。 本好きなホッファー カリフォルニアで季節労働者として農園を渡り歩き、合間に図書館へ通い、物理学と数学を習得します。 転居の度に図書館の近くに住むほどの本好きで、農園の生活を通して植物学に興味を持ち、農園をやめてまで植物学の勉強に励み、独学で取得します。 ホッファーの功績 レモンの白化現象の原因を突き止めた功績が認められ、研究員のポスト ...

哲学

2019/4/3

【14歳からの哲学入門】哲学を学ぶなら、まずは哲学史から学ぶといい

哲学を勉強するときはまず哲学史を勉強するのが良いと思っています。 ここでいう哲学は西洋哲学を主に指しています。 西洋哲学というのは古代ギリシアの時代から連綿と続く学問ですが、それぞれの時代に固有の哲学というのがあり、そして次の時代には前の時代の哲学を打破するという形で現在まで発展してきました。 個々の哲学が歴史上どのあたりに位置するのかということを踏まえたうえで勉強すると、より理解しやすいと思います。 具体的には、デカルトの登場の以前と以後で哲学は大別され、以後の哲学は近代哲学と言われます。 近代以前の哲 ...

おすすめの本 哲学

2019/3/14

老荘思想を学ぶ。荘子のように爽やかな人生を生きる。

老荘思想は、老師の思想である道教を、荘子が分かりやすく面白く発展させたものです。 道教は、今でいうところのスピリチャルな思想に近いです。 すべてのものはタオに通ずる。 すべてのものは一つですワンネスです。 というのはニュアンスとしては同じで、他の思想や宗教にも共通るエッセンスを持つ思想です。 荘子はその思想を分かりやすく説話として表現しています。 荘子は夢を見ました。 夢の中で荘子は蝶になっています。 蝶になり楽しく飛んでいると目が覚めて、荘子は考えました。 私は夢から覚めたのか、それとも蝶が荘子になる夢 ...

哲学 美学

2019/2/6

【感性の学としての美学】美学という名前の由来をご存知ですか?

美学の語源 美学という名前は一見するとわかりにくいですが、語源を探ってみましょう。 美学は英語ではaestheticといいます。 これは、ギリシャ語の「アイステティコス」、つまり「美的・感覚的・感覚的知覚に関係する」という単語に由来するものです。 この美学という言葉がどこから使われたかは諸説ありますが、一説にはジャーナリストのジョセフ・アディションが雑誌「ザ・スペクテイター」の初期の号に書いた一連の記事に端を発するとのことです。 哲学的な起源 より哲学的な起源としては、最近日本でも注目を集めている哲学者、 ...

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