やる気が出ない・・・。それは、勉強に限らず人生のあらゆる場面で立ちはだかってくる壁。人間は本質的には怠けたい生き物です。これは、私たちの祖先の時代であれば無駄なエネルギーを消費しないことで生命を維持する、というメリットがあるのですが、今を生きる私たちにとっては付き合い方が難しいもの。そこに立ち向かい克服するにはどうすればいいかを教えます。
この記事でわかること
- 無意識の中にいるやる気のない自分を克服する方法
- 思考回路は変えることができる
- 今より半年後のことを考えれば行動は変わる
やる気を出すマインドセット
マインドセットをひと言でいうと、
ものの見方。物事を判断したり行動したりする際に基準とする考え方。
出典:小学館デジタル大辞泉
ということです。
脳科学の分野では、人間は行動の95%を無意識に行っていると言われています。これまでの経験や社会の常識に影響された、その人なりのマインドセットを持っているのです。もちろん良いマインドセットもありますが、中には自分の能力を規制しているマインドセットもあります。
そのためマインドセットは「変えられる」「広げられる」「選べる」と認識し、意識的に成長型マインドセットを獲得していくことが、人や企業の成長に必要になってきます。
出典:https://www.hito-link.jp/media/column/mindset
つまり、やる気を出すマインドセットを獲得することで、簡単にやる気スイッチを押すことが可能になります。
半年後を想像することで行動は変わる
例えば、
- もしも毎日10ページでいいから読書を続けたら半年後の自分はどうなっているだろう?
- もしも毎日5時間スマホゲームを続けたら半年後の自分はどうなっているだろう?
このように半年後の自分を想像してみましょう。
今を軸に考えるとついつい明日になったら頑張ろう、と思ってしまいますが、半年後の自分を設定することで、自分の行動の積み重ねの結果が想像できるはずです。
つまり、
- 自分を成長させてくれること
- ついつい長時間浪費してしまいそうな娯楽
のもたらす結果予測をすることで、やる気をアップさせる新たな思考回路を作るということです。
最初は無理矢理やる気スイッチを押してもいい
一回でも無理矢理自分の背中を押して行動してみると、それをやり遂げたときにすごくいい気分になりますし、寝る前にも今日はやるべきことができた、と思えます。
ですので、最初は無理矢理でいいので、自分のやるべきことに取り組みましょう。
本を読みたいけど読む気が起きないときは、とりあえず本を開くだけでもいいのです。
とにかく行動してみることで変わります。
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