慶應通信のみなさん、こんにちは。
とある慶應通信生です(・Θ・)
再提出という沼!
初回レポート提出+再提出7回で合計8回のレポート提出なんて予想もしませんでした。
私は2016年4月に入学して2021年3月に卒業予定です。
つまり、2年7ヶ月というと慶應通信の在籍期間の半分以上になります 笑
今回のブログでは、どうしてレポートの合格まで再提出7回、2年7ヶ月もの時間がかかってしまったのかということについてお話しします。
慶應通信のレポート合格までの提出回数
私の場合、これまでの慶應通信のレポートは初回合格か、再提出1回で合格する科目がほとんどでした。
中には再提出を2回した科目もありますが、講評欄で指摘された点を改善すれば合格したので、レポートについて悩んだことはありませんでした。
再提出7回、2年7ヶ月に至った要因①レポート合格への自信
まず、これまでレポートに苦労した経験がないという前提があります。
その精神的な傲りゆえに次のように考えていました。
「通信教育というシステムなので、講評欄で多少の行き違いはあるだろう。でも、今までは問題なくレポート合格しているから都度対応すれば大丈夫」
というように、レポートの不合格を深刻に捉えず、ちょっとした「すれ違い」程度にしか捉えませんでした。
また、レポートの再提出の回数によるデメリットも特にないので「そのうち合格するだろう」くらいに本気で考えていました。
再提出7回、2年7ヶ月に至った要因②電子書籍
今回のレポートで使用した本はもともと持っていた本でした。
また、翻訳者の違いで2冊持っていたのですが、そのいずれも電子書籍版。
過去にもこのパターンはあり、そのようなときは電子書籍版で書き進めつつ、図書館で紙の本を借りてきてページ数を直すというスタイルでした。
ところが!
地元図書館、三田メディアセンターの両方とも貸出中だったのです。
このとき、レポート締切の直前でした。
科目試験はどうしても6科目受験したい。
紙の本を借りてきてページ数を直したら締め切りに間に合わない。
結論「再提出のときに直そう」
このとき、「再提出前提」で提出したことが、のちのちとんでもないことになるなんて予想もしませんでした。
再提出7回、2年7ヶ月に至った要因③すれ違い
案の定、レポートは再提出。
電子書籍の使用についてと、参考書籍をもっと使って欲しいという内容でした。
もともと好きだった本だったため、あまり参考文献を使わずに書き上げてしまったので、そこを反省。
また、電子書籍の箇所も紙の本にすべて置き換えました。
結果は不合格。
その後、4回再提出し、毎回「以前指摘したことがわかってない」「どうしてコメントに書いたことがわからないのですか?」「前々回も言いました」などのコメント(´;ω;`)ブワッ
ところが、5回目のレポートの講評欄を見ておどろきます。
「電子書籍はkoboですか?Kindleですか?記載してください。」
「えっ!!!」
その回の講評欄は、電子書籍の話で埋め尽くされていました。
でも、私が電子書籍を使ったのは初回のみ。
その後、参考文献は書き直しています。
これはレポート初回提出2018年5月から、2年と2ヶ月が過ぎた頃です 笑
確かにこれは「以前指摘したことがわかってない」になりますね 笑
ここで問題なのが「どうやって誤解を解くか」でした。
結局、このときは事務局に助けを求めることとなり、
- 事務局にレポートを返送
- 事務局が先生に確認
- 講評欄の書き直し
という流れ。
先生からは新たなコメントをいただき、再提出。
ところが不合格 笑
さすがにあせり始めました。
どうすればいいかわからなくなり、新たな作戦で6回目の再提出をします。
この新たな作戦というのは一から書き直すことです 笑
それは今までレポートは初回合格が多かったので、いっそ初回提出のつもりで書き直せば合格すると考えたからです。
ところが、不合格 笑
しかも、11月30日が卒論の提出日だったため、卒論関連でバタバタしている最中の11月27日に不合格 笑
おまけに卒業も危うくなるという最悪の不合格です。
神の降臨
そんな私の講評欄に神が舞い降ります。
スクーリングの講義がとても丁寧だった某先生が登場です。
講義を思い出すような丁寧な講評欄・・・。
その中でここまでの私と採点者との間に生じていたすれ違いを箇条書きにして解消してくれました。
「神が現れた」
某先生のコメントに従い、また一からレポートを書き直しました。
卒論執筆で頭を使いすぎている時期だったので、このときは自分でもおどろくスピードでレポートを書き上げることができました。
再提出7回、2年7ヶ月目でレポート合格
やっと、合格しました!!
なんで不合格だったの?
最終的に合格したレポートの内容は初回のレポートに近いものでした。
初回レポートと最終的に合格したレポートの共通点は、問題を内側から捉えていたという点です。
初回レポートの不合格のときの改善点は実はこういうことでした。
「内側から捉えていたという点では間違えていないのだけど、もっと参考文献を読んでみて、さらに深く考察して欲しい」
ところが、私は参考文献を増やし、外側からの考察にどんどん厚みを出してしまっていたのです。
ゆえに、問題を内側から捉えて考察すべきレポートを、問題を外側から捉えて考察していたので不合格だったのです。
「以前指摘したことがわかってない」に含まれていたのは、電子書籍の件と参考文献への向き合い方だったわけですね。
正直、問題を外側から捉えて考察している点を早い段階で指摘してもらいたかったというのはあります。
しかしながら、先生から見ると私のレポートは「2年と2ヶ月が過ぎても電子書籍がkoboかKindleのどちらかすら明記しないレポート」だったんですよね(実際には誤解だったわけですが)。
ゆえに、「そんな簡単なことすらしない人に具体的なアドバイスをして無意味。まずはkoboかKindleか書いてね、話はそれから」ということだったのではないかと思うのです。
初回の講評欄も多くのスペースが電子書籍に使われてしまったこともすれ違いの一因だったのではと考えます。
結論
電子書籍しかない本以外は電子書籍はどんな状況であれ避けた方が良い。
これに尽きます。
自分としては電子書籍NGだろうし再提出で修正すればいいかなという前提で提出しても、採点者の先生から見たら「この人には電子書籍についての指導から始めないと・・・」となってしまい本来指摘してもらえることが後回しにされてしまうのではないかと思うのです。
最終的に合格したレポートの内容は初回のレポートに近いものであったことを考えると、電子書籍のまま提出せず、適切な指導を受けることができる状況を作っていればいつも通り再提出になっても1回で済んだのではと、いまさらながらに感じます。
初回レポート提出+再提出7回で合計8回のレポート提出。
2年7ヶ月という長い年月・・・。
私は2016年4月に入学して2021年3月に卒業予定です。
つまり、2年7ヶ月というと慶應通信の在籍期間の半分以上になります 笑
本当に恐ろしい体験でした・・・。
余談ですが、卒論のときも同じように電子書籍を使ったので、「この部分は電子書籍なので、図書館で本が準備出来次第差し替えます。」先生に伝えたのですが、「今はこういうご時世だし(新型コロナウイルス感染症)、無理しなくてもいいですよ。」と言われたことがありました。
ただ、レポートは採点者の先生と話すのは無理なので避けた方がいいと思います。
電子書籍が好きなみなさんは気をつけてくださいね。
それでは。